岡山大学大学院教育学研究科附属国際創造性・STEAM教育開発センターCenter for International Creativity and STEAM Education Development, Graduate School of Education, Okayama University冈山大学教育学研究科附属国际创造性教育 / STEAM 教育开发中心

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「創造性教育の未来を考える」国際フォーラムを岡山大学で開催

CRE-Lab.FORUM2022『創造する身体』ZOOMウェビナーに海外からも411名の参加者

岡山大学大学院教育学研究科附属国際創造性・STEAM教育開発センタ-(通称:CRE-Lab. クリラボ)が主催し、2022年3月5日(土)・6日(日)に、二回目となる「創造性教育の未来を考える」国際フォーラム『CRE-Lab.FORUM2022創造する身体』を、岡山大学創立五十周年記念館金光ホールからのZOOMウェビナー配信によって開催しました。
参加申込は海外からの申し込みが253名を含む411名でした。
本フォーラムでは、次々年度に創造性に秀でた教員育成プログラムを岡山大学教育学部に設置するため、授業ではどのような力を育めばよいかについて討議がなされました。討議にはアメリカ、中国、台湾の創造性やSTEAM教育の研究者6名を含む11名による研究者が参加しました。討議の対象となった教員育成プログラムによって輩出された教員は「クリエイティブ・エデュケーター Creative Educator(略称CE)」と称されます。彼らCEによる教育活動によって育まれた「創造性豊かな子供たち」によって、新しいテクノロジーや文化に溢れた未来の社会が作られることが期待されます。
フォーラムの中では、アメリカ・Lesley University のSusan Rauchwerk教授は「アメリカでは、CE育成のようなプログラムは学校教育の中にはなく、課外での学習。カリキュラム化に向けた研究に期待する」と述べられ、また、中国・浙江師範大学の李力加教授から「岡山大学のCEプログラムを支持する」、四川師範大学の陶旭泉教授から「世界的な議論がこれからなされる研究」と、各国から高く評価を受けました。
また、CEが輩出された後、学校教育活動がどのようになるかについて、岡山市内などの7つの中学校、高等学校、イギリスのSTEAM教育実践者らによる動画による発表がありました。身体や五感をとおして感受ことから思考をする面白さが動画の中の子供たちの姿から見られました。
さらに、ゲストスピーカーとして東京大学大学院教育学研究科教授の岡田猛氏、舞踏グループ山海塾の表現者である市川昭仁氏、NTTコミュニケーション科学基礎研究所の渡邊淳司氏らによる講演が行われました。
次年度の開催は、2023年3月18日(土)、19日(日)同じく金光ホールにて予定しています。

Lesley UniversityとのWeb会議

 本当は、直接アメリカに行きたかったのですが、新型何某の影響で、行けませんでした。その代わり、3月11日(日本時間23時~ アメリカ東部時間10時~)に1時間30分にわたり、コーディネーター兼通訳を有賀三夏(東北芸術工科大学・准教授)をお願いして、STEAM教育、創造性教育の先駆的実践大学であるLesley University の教育学研究科 の教授 Susan Rauchwerk氏と准教授Nicole Weber氏から、本学での研究をすすめるにあたってレクチャーをうけました。
また、今後も、協力をいただけること、そして、次年度1月の招聘にも前向きに対応いただきました。

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